今年も消防局の方にお越しいただき、先生達全員で「救命講習」を受講しました。
教えてくださった救命隊員の方はなんと卒業生のお父様。素敵なご縁に感謝しながら講座スタート。
「救命の連鎖」という大切な4つの輪
1・心停止の予防
2・早期認識と通報
3・一次救命処置(心肺蘇生とAED)
4・二次救命処置と集中治療
についてお話いただき、救命処置の重要性を学んでから、実際に起きた場合を想定して訓練を行いました。
実際に胸部圧迫、いわゆる心臓マッサージを練習する様子です。成人と幼稚園児では押す強さが異なります。しっかり押せていると音がなる心臓に見立てた道具を用いて確認。
思っているより力のいる、又体力のいる動作で驚きました。
その後は、AEDの使用方法についての訓練。
汗や水分がついていたら、きちんと拭き取ること、湿布やホクナリンテープ等がついていれば剥がすことなど、注意事項を学んでから、手順を確認しました。
訓練終了後は、消防局の方に先生達からの質問に答えていただきました。
こんな時は、こうなってしまったら・・と先生達からは沢山の質問が出て、時間をオーバーしてしまいましたが、一つ一つ丁寧にお答えいただき、普段の保育の中で生かせる知識を学ばせていただきました。
万が一・・の状況は考えたくはないですが、やはり知識がある、ないでは咄嗟にとれる行動に差が出ます。
もしもの場合、冷静に落ち着いて最善の処置が出来るよう、学んだことを定期的に確認し、安全・安心な園生活を目指していきたいと思います。